目の前のことに
一つ一つ取り組んで、
感覚にいれていくこと。
これは
楽器の練習や演奏には
欠かせないことだと
思います。
そして、
地道で大変そうに
一見思えますが、
結局は早道です。
できるだけ
「今何をしようとするのか」
を決め、
「なんとなくやった」ことは
なんとなく、なので、
本当にやりたいものには
なっていません。
今何をしたいのか決める
→やってみる
→どうだったのか考える
→改善策や違うアイデアを考えて行う
を何回か繰り返してみます。
行っていくうちに、
馴染んできたり
分かってきたりして、
頭の中で見えるようになり、
やりやすくなります。
こうやって
試行錯誤するのも
実は面白いことです。
失敗したから
気づけることが
色々あったり、
昨日大変だったものが
なんとなく楽になって、
もう少し先に行ってみたいと
思えたり。
こういうことを
繰り返していくなかで、
色んな経験やアイデアが
蓄積されて、
考えなくても
直感的に弾けるように
なっていきます。
「弾けるようになるための
糧、ヒント、種」を
どれだけ増やせるか
ということが、
表現したいことを
表現できる演奏に
つながります。
分かることや
できることが増えるのは
楽しいことです。
技術も心も
磨かれていきます。
それによって
モチベーションを
上げられたり、
自信にしていけたり
するもの。
時間が取れる日は、
心ゆくまで
じっくりと弾いてみて
ください。
まだ見ていない世界や
なりたい姿を
見に行くようなもの。
楽しんで自分を
磨いていってください。