教材の工夫~青葉台のバイオリン教室 Cocoron

教材の工夫


 

 

最近、ちょっと音符を読むのが時間がかかるなと思う子がいたので、あたらしい音符カードを作ってあげました。

 

表に音符、裏に名前と長さが書いてあり、自分でクイズをしながら覚えられます。

 

今までは、色画用紙に黒で印刷したものを、初心者のお子さんにはあげていたのですが、右脳全開の彼女のために、色を付けて、ビジュアル的に楽しく印象に残るようにしました。

 

白い紙に、5線とト音記号は黒ですが、音符に高さ別に色分け。

 

それと一緒に、ずいぶん前に作った事のあるワークもわたしました。

 

5線にたくさん、いろんな音符がかいてあり、音ごとに色をぬりわけていきます。

 

わたした瞬間、音符カードはきれいに見えたのか、よろこんでいる様子。前のとどっちがいい?と聞いたら、即こっちがいい!

 

食いついてくれてよかったです。

 

さっそくやり始めました。

 

思ったより調子よく進んで、あれ、意外と覚えてるみたいと思っていましたが、5線からはみ出た加線の音は、なんだこれ~!

 

え~、習った音じゃないと思いつつ、分かるところから数えてみたら?というと、5線の中は順調に数えていますが、加線のエリアに入ったとたん、指がズル~っと大幅に動いていきます。

 

全然ちがう音になっちゃうよ、もう一回!

 

3回目でやっと上手に数えられました。

 

他の子も、ソルフェージュ力を落とさないでほしいので、レッスン前に簡単ワークをやることに。

 

頭をレッスンに切り替える時間にもなりますし、どのくらい分かっているか確認もできます。

 

弱いところがあったら、宿題プリントを出していく予定です。

 

音の高さ、長さ、記号の意味、リズム譜を歌う、など、今日はたくさんワークを作りました。

 

1回がちょっとだけでも、1年続ければ、きっとそれなりの効果があると思います。