アンサンブルのだいご味


 

毎月行っている

 

大人の生徒さんのアンサンブル。

 

春から新しい曲になり、

 

ボッケリーニのデュオを

 

皆さんで練習しています。

 

アンサンブル特有の

 

だいご味と難しさ。

 

これは紙一重です。

 

 

 

周りと調和しながら

 

自分の役割を奏でていく。

 

自分の音ばかり聴いていると、

 

時に相手を追い越していても

 

気づかなかったり、

 

テンポや音程が合っていなくても

 

気づけなかったり。

 

 

今やるべきことを

 

自分の中でおさえながらも

 

全体の音や雰囲気も把握して

 

音を出していく。

 

 

結構いろいろな神経を

 

使います。

 

 

ただ、

 

それが皆でできたときの

 

調和感や一体感。

 

これは

 

何ものにも代えがたい

 

素晴らしい感覚です。

 

 

そんなものを求めるために

 

味わいたいために

 

人は音楽を

 

奏でているのかもしれません。

 

 

自分との調和、

 

周りの世界との調和。

 

 

人生の中で

 

感じる大切なものでも

 

ありますね。