一年をふりかえって



今年もあと一日

レッスンをして終わりです。


ちょうど一年前から

始まったお子さんたちは、

いつの間にか

達者に弾くように

なってきました。


最初の3〜6ヶ月ほどは

リトミック的な要素、

音符カードやその他のグッズを

使いながら


弾くことも少しずつ

慣れていく期間。


そこを超えると

バイオリンのレッスンらしく

なってきて、


弾ける曲も増え、

テクニックや感覚も

レベルアップしてきます。


大人の方は

いかに自身の中の

感覚や意識を広げていけるかで

体が動きやすくなったり、


理解度があがり、

その結果出来なかったことが

できるようになっていったり。


本当に少しずつの歩みでは

ありますが、

得られた感覚は一生もの。


音楽以外でも

意識の範囲が広められたり、

作業効率のアップ、

自分で自分を育てていく

考え方など、

上げれば切りなく出てきますが、


必ず人生の中で

様々に役立つ感覚を

広げていかれています。


音楽は本当に

多くの感覚を使います。


右脳も左脳も使い、

思考や感性を組み合わせ、

体と連帯し

楽器という道具を使って

表現していく。


ある意味

勉強よりもスポーツよりも

高度なことを

やっているかしれないと


生徒さんを見ながら

よく思います。


音楽以外の

感覚の引き出しが

多いほど


やれることも

豊かになるようです。


日々、

好きなこと、楽しいことを

やりたいだけ

どんどんやる。


生き生き遊ぶ

子供たちのように

生きていれば、


日々の暮らしの中でも

多くの感覚が

入ってくるのだろうなとも

思います。


私も

バイオリン、ピアノ、歌

そして継続して学んでいる

心身の治療を

こつこつレベルアップ

させながら、


来年も

美しい景色、

音や色に出会い、


スピリチュアルな感覚を

磨いていきたいと

思います。


それではまた来年。