修理に出していた楽器が帰ってきました





一ヶ月ほど前に 

あちこち修理が必要になって



しばらく楽器屋さんに

預けていたバイオリンが

戻ってきました。



考えてみれば

中まで修理してもらったのは

30年くらい前。



ニカワが何回か剥がれて

横板と表板の間に 

隙間が空いたので

診てもらいましたが、



その部分の洗浄をするので

表板を外す必要が。



ついでに

中のバスバーや魂柱、

表板の隆起も戻す、

板の弱い部分の補強、



ナットや指板、駒の交換、

ニスの部分的な塗り直しなど



大修理となりました(*_*)



結果、

見た目はそんなに

変わってはいませんが、



歪みや音色のバランスが

改善されて、



均一にどこもよく鳴るように

変わりました。



音がどう変わってしまうのか

少し心配ではありましたが、



もとの音色の良さは

ほとんど変わらず、



バランスと音の発色が

よくなった感じです。



一つだけ、

若干指板と弦の隙間が

前より大きくなっているため、



張力が強くて

指の皮膚が痛いので、



そこだけまた

調整して頂こうかなと

思っています。



一ヶ月、

普段使わないバイオリンと

ビオラの練習で、



どうやったら

楽器がなりやすくなるのか

を考え、



楽器全体がきちんと共鳴する

音程、弾き方を

練習してきましたが、



また

戻ってきた楽器で

同じ練習。



楽器によって

鳴るツボがちがうので、

慣れる必要があり、



今回、バイオリンは

指板も駒も変えたので、



もとの楽器とはいえ、

感覚が少し変わっていて

覚え直しです。



ただ、

代理のなりにくい楽器を

一生懸命音程を聴きながら

練習していたので、



やはり自分の楽器の方が

響きや手の感覚も

慣れていてだいぶ楽です。



音もいいし、

あちこちガタついていたのを

かなり修繕して頂いたので、



これからまた

自分の音を創っていくのを

楽しみに



弾いていってみようと

思います。



ここまで徹底的に

直したことはなかったので、



バイオリンも喜んで

くれているかな。



早く馴れたいです(^o^)