慣れないことは難しい





なんでもそうだと思いますが、

初めてやることは

慣れていないので

難しく感じます。



人がやっているのを見ると

簡単そうに見えるのに、



自分でやるとうまくいかない、

どうしてなんだろう?

となりますが、



できる人にはある感覚や知識が

ないからできないのです。



手の筋力不足などのせいも 

あるかもしれませんが、 

(それなら手を鍛えましょう!)



その運動や型をできるだけの

イメージや理解のしかたがあって

初めて手もその通り動こうと

してくれます。



こうしたい、

こうなりたいという

思いや意志が、

体を動かす原動力になります。




そうはいっても、

初めからスムーズに

体が動いてくれることは

ほとんどありません。



練習の内容を工夫しながら

何回も何日もトライして、



あー、やっとましになってきた!

ということが多いです。



早くできることより、

いいイメージを持って

分かりながらゆっくりと、

何度も練習。



そうやって、

頭と体に新しいイメージと運動を

覚えてもらいます。



ある程度動くようになってきたら、

さらに音楽的な演奏になるように、



流れやフレージング、音色、

ハーモニー、雰囲気などを

加えていきます。



大事なのは積み重ね。

土台をどれだけ強固に

できているか。



好きとか嫌いとかは置いておき、

目の前の自分の課題に

コツコツ向き合うこと。



その量やバリエーションが

多いほど種が増え、

慣れにもなり、

結果的にうまくいく可能性が

高まります。



うまくできないからと

ガッカリばかりしないで、



なんで出来ないのか理解していき、

いろんな方法を試し、

なんでも思いつくことに挑戦。


失敗も大事なヒントになります。



数ヶ月とか長い時間が

かかるかもしれませんが、



そこから得た達成感や成長は

自分にしか分からない宝です。



すぐにできることなんて

そんなにたいした成長の種では

ありません。



少しだけ高いところに

目標をおいて

とにかくやってみる。



精神力もアップします。