先日、
バイオリンを弾いている最中は、
どんなことを考えて弾いているのか、
という質問がありました。
曲に慣れていない段階では、
音程や右手のボーイングのことを
主に考えながら弾いています。
少し慣れてきたら、
音楽の内容を感じながら、
弾いていきます。
さらに、
フレージング、強弱、
音色、ビブラートなど、
表現にかかわるところを
加えていきます。
あとは、
曲のイメージや
ストーリーを考えて、
よく弾きこんでいく感じです。
伴奏がある曲なら、
伴奏譜を見て
作品全体を感じながら
弾きます。
弾ける方は
ピアノのパートを
自分で弾いてみるのも
よいと思います。
聴くだけでなく
実際に音を出してみると、
メロディだけでなく
音楽全体の世界が
見えてきます。